入場券を買っただけでは、まだ「任務」は始まりません。自分のスマートフォンへ専用のMR体験アプリ「Auris(オーリス)」を入れると、東京・京橋の展示会場が特殊訓練施設へ変わる。2026年9月16日に開幕する「VIVANT IMMERSIVE MISSION」は、見る展示と動くミッションを一つにした体験型イベントです。
会期は11月27日まで。チケットは全日程が先着順の日時指定券で、一般・大学生は平日2,500円、土日祝2,800円です。ここでは、4つの適性検査コースの違い、2人分の予算、東京駅からの移動、出発前に確認したいスマホと荷物の条件を整理します。
スマホを入れた瞬間、展示が「自分の任務」に変わる
会場では、ドラマ撮影で実際に使われたゲル、警視庁公安部外事第4課、地下牢などのセットを間近で見られます。小道具、衣裳、撮影用台本も展示予定です。ここまでは、作品世界の細部を観察するスタジオツアーです。
もう一方の柱が、スマホを使うミッションアトラクションです。Aurisを起動すると、キャラクターの声に導かれながら適性検査へ進みます。公式案内には、次の4コースと主な任務が示されています。
| コース | 主な動き | 楽しみの焦点 |
|---|---|---|
| 別班 | 米の重さを比べる、秘密の接触コードを認識する | 観察と比較 |
| 公安 | 盗聴器を探す、正確な座標を導く | 探索と推理 |
| テント | バルカの言葉を覚える、爆弾解除に挑む | 記憶と緊張感 |
| ドラムの仲間探し | 観察・記憶クイズ、宝探し | クイズと協力 |

家族や友人と行くなら、表を見ながら「探索がしたい」「記憶ゲームが気になる」と一つずつ選んでみてください。作品名だけで誘うより、誰がどの任務に惹かれるかを話せるため、当日の楽しみ方が具体的になります。
同行者の端末も、購入前に一台ずつ確認する
体験には、インターネットにつながるスマートフォンなどの端末が1人1台必要です。家族で1台を回して使う前提ではなく、同行者ごとに準備してください。現実の展示にデジタルの演出を重ねるMR体験アプリ「Auris」は、入場券とは別に事前のインストールが必要です。
| 端末 | 公式が案内する条件 |
|---|---|
| iPhone | iOS 15.6以降。iPhone X以降、iPhone SEは第2世代以降 |
| Android | Android 12以上で、ARCoreに対応した機種。OSの数字だけでは判断できません |
ARCoreは、カメラで捉えた空間にデジタルの表示を重ねるための仕組みです。公式の対応端末・アプリ案内から配布先へ進み、自分の端末で準備できるかを先に確かめましょう。条件を満たしていても、機種固有の不具合や通信環境によって動作しない場合があると案内されています。
持ち物はイヤホンまたはヘッドホン、十分に充電した端末。公式は充電60%以上を案内しており、会場にモバイルバッテリーの貸出や充電スペースはありません。自分のイヤホンでキャラクターの声を聞けるところまで準備しておくと、会場では展示と任務に気持ちを向けられます。通信料は利用者負担です。
一般2人は平日5,000円、土日祝5,600円
曜日差は一般・大学生1人で300円です。2人なら、平日5,000円、土日祝5,600円。週末を平日に替えられる場合、2人で600円の差になります。これはチケット代だけの編集部計算で、交通費や会場隣接カフェの飲食代は含みません。
| 券種 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|
| 一般・大学生 | 2,500円 | 2,800円 |
| 高校生 | 1,700円 | 2,000円 |
| 中学生・小学生 | 900円 | 1,200円 |
家族3人の例として、一般2人と小学生1人なら平日5,900円、土日祝6,800円です。同行者に学生がいる場合は、人数だけでなく券種まで先に揃えると、予約画面で総額を判断しやすくなります。
未就学児は入場無料です。ただし、無料入場と体験用端末の条件は別なので、子どもの体験方法は購入前に公式窓口へ確認してください。障がい者手帳を持つ人の無料入場は、イープラスでの事前予約が必要です。受付は9月16日午前0時から。顔写真付きの有効な手帳を提示し、顔写真がない場合は本人確認書類も必要です。付き添いの扱いは予約ページで確認してください。購入は1回につき1人6枚まで。購入後の日時・券種変更、キャンセル、払い戻し、リセールには対応しないため、同行者の券種と希望枠を揃えてから確定するのが安全です。
東京駅からは出口と6階までの移動も見込む
会場はCREATIVE MUSEUM TOKYO(東京都中央区京橋1丁目7-1、TODA BUILDING 6階)。公式の徒歩目安は、東京駅八重洲中央口から7分、日本橋駅B1出口から5分、京橋駅6番出口から3分、銀座一丁目駅7番出口から8分です。
入場枠は30分単位です。公式には指定時間から30分以内の来場案内と、指定時間を過ぎると入場できない旨が併記されています。遅れても入れるとは考えず、チケットの指定時刻に到着する予定を組んでください。駅からの徒歩時間ぴったりで組まず、出口を探す時間やエレベーター待ちも見込んで到着時刻を決めたいところです。
開館は月〜木曜・日曜が10時〜18時(最終入場17時)、金・土曜・指定祝日が10時〜20時(最終入場19時)。11月27日の最終日は18時閉館です。仕事帰りなら金・土曜、価格を抑えて昼から動けるなら平日という分け方ができます。
出発前に減らせる4つのつまずき
- イヤホンと充電を確認する。 アプリの準備だけでなく、1人ずつ音声を聞けるかも出発前に確かめます。
- 大きな荷物を避ける。 体験中はスマホを手に持って回遊します。公式は大きな荷物を持ち込まないよう案内しています。
- 撮影可能エリアを現地で確認する。 許可された場所以外の撮影・録音、動画撮影、フラッシュ、三脚、自撮り棒は禁止です。
- 途中で外へ出る前に考える。 再入場はできません。館内は飲食禁止で、傘は鍵付き傘立てを利用します。
通路が狭い場所や段差があり、車椅子での移動や一部体験に制限が生じる場合もあります。必要な配慮がある人は、購入前にハローダイヤルなど公式窓口で確認してください。
予約画面を開く前に、同行者と決めること
最初に決めたいのは「平日か週末か」だけではありません。誰と行くか、どの指定時刻なら余裕を持って到着できるか、スマホでアプリを使えるか、大きな荷物をどこへ置くか。この4点が揃うと、先着の空席を見てから慌てにくくなります。
展示内容や運用は変更される場合があります。空席、アプリの対応条件、当日の撮影範囲、バリアフリー対応は、VIVANT IMMERSIVE MISSION公式サイトと公式チケット案内で最新情報を確認してください。
料金、対応端末、予約・入場条件は2026年9月15日に公式ページで確認しました。この記事は現地での体験記ではありません。

